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METライブビューイング『ラ・ボエーム』

東劇のMETライブビューイングアンコール上映でラ・ボエームを観てきました。

今シーズンもいよいよ11月から始まりますよ〜♪
詳しくはMETライブビューイング公式ホームページで。

今シーズンで初めて3枚セット券を買ってみたのですが、こんなにオシャレなチケットだったら前回も買っておけばよかったです。てっきりローチケみたいな紙切れかと思っていました。ディーマのイケメンチケットゲット〜♪

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しかも本人以外2席以上も予約できます。ココで重要なのが、事前に窓口で予約しなければいけないということ。ホームページに『当日は利用できません』みたいなことが書いてあったので、セット券を購入した日がダメなのかと勘違いしていたのですが、観覧する当日券で使用できないということのようです(たぶん。ややこしくて断定できない……)。500円の割引はデカイ! 次回から利用しよっと♪

「ラ・ボエーム」(プッチーニ作曲)
収録:2008年4月5日 メトロポリタン歌劇場
演出:フランコ・ゼッフィレッリ
指揮:ニコラ・ルイゾッティ
ミミ:アンジェラ・ゲオルギュー
ロドルフォ:ラモン・ヴァルガス
ムゼッタ:アインホア・アルテタ
マルチェッロ:ルドヴィク・テツェール
ショナール:キン・ケルセン
コルリーネ:オレン・グラドゥス

ストーリー
詩人のマンリーコはボヘミア仲間たちと貧乏生活を楽しんでいる。クリスマスの日に近所で一人暮らしをしているお針子のミミと出会い、二人は同棲を始める。しかしミミは結核を患っており、売れない詩人のマンリーコには養ってやる金がない。その苛立ちからマンリーコはミミに手を上げるようになり、二人は愛し合っているが別れを決心する。

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実はこの舞台が観たくて10月にスカラ座&イタリア旅行へ行く計画を考えていたのですが、おじゃんになってしまいました。そのまさに同じ月に同じ演出、さらに同じく主演ゲオルギューというボエームがMETライブアンコールで上映されました。これはまさしく日本の東劇で観ろというゼフィ先生のお告げだ、ということで行ってきました。

たとえ映画館といえども大満足です♪
しかもファンに嬉しい特典映像満載。
Evviva, MET!

感想は続きを読むをクリックしてください。

オペラ演出家であり映画監督のフランコ・ゼッフィレッリの代表作、プッチーニのラ・ボエーム。この映画版がゼフィ先生のオペラ作品との出会いでありました。当時私がイメージを持っていたオペラというものは、太ったオジサンとオバサンが突っ立って歌ってるみたいな(すみません)静止画のような感じでした。しかし映画監督でもあるゼッフィレッリの作品には流動的な空気が流れていて、特に2組のカップルの別れのシーンを詩的に表現した3幕には衝撃を受けました。それ以来ゼッフィレッリはマイ3大美神、ミケランジェロ、ヴェルディ、そしてゼッフィレッリ! です。

この作品、映画は観たことがあるのですが舞台は観たことがありませんでした。噂に聞くとかなりスゴイらしい。舞台が二段に分かれていてあちこちで色々な人が何かやっているとかなんとか。二段ってどういうことなんだ、とずっと気になっていました。

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これが噂の二段の舞台。ドヤァア!

いやスゴかったです。幕間の舞台装置の入れ替えまでノーカットで見せてくれたのですが、5分足らずでパリの街が一つできあがってしまう様子は圧巻でした。この早変えは見せたくなるよね!

休憩前の特典映像はゼッフィレッリスペシャル! なんでもMETにおける功績をたたえて舞台にゼッフィレッリのネームプレートを設置したそうです。これは信者としてぜひとも拝みに行かないと!『 イタリアに行きたい!』 の次は『ニューヨークに行きたい!』 英語勉強してMETに行くぞー! と、その前にイタリア語……。

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そしてご本人様のインタビュー映像! 神様御光臨〜っ!! あぁ、ありがたや、ありがたや。生神様ご存命のうちにぜひとも生舞台が観たいっっ! 新国立劇場のアイーダのチケット絶対獲るぞ〜うぉー!

さて本編の方はというと、ゲオルギューの肉食系ミミが面白かったです。よくよく考えると、一人暮らしのおしとやかなお嬢さんがクリスマスの日に初対面の野郎の家に上がり込んで来るなんてありえない。前々からロドルフォを狙っていたんだw ミミってつまらないキャラクターだなと思っていたのですが、この演出のミミ好きです。

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開始早々1幕のロドルフォ(ヴァルガス)とミミのアリア2連続に感動しました。ボエームはしばらく聴いていなかったのですが、プッチーニの音楽ってどうしてこう理屈なく琴線に触れるのでしょうか。映画館の大音響で聞く二人のアリアは最高でした! 東劇は広いし音響良くていいですね。今度から東劇をひいきにします。

お楽しみの2幕、私の中で1,2を争うプッチーニナンバー、ムゼッタのワルツ。昔のハリウッド女優みたいに綺麗で、且つ正統派のソプラノの、アルテタのムゼッタはお気に入り♪ 贅沢なひとときを堪能させてもらいました。そしてマルチェッロがイケメンなのもイイですね〜。ルドヴィク・テツェール氏、よし低音フェチとしてチェックしたぞ。

アルテタによる『ムゼッタのワルツ』

改めて歌詞付きで聴いてみて、これは本当に革新的な表現だなと鳥肌が立ちました。表面上はすっぱな言葉のやりとりであっても、その心底にある恋慕への甘い陶酔を音楽が伝えてくれます。しかもそんな壮大な音楽が当てられているのは高貴な人物ではなく一般人の(その上品が良くない)カップル。誰しもが持つ内面の感情に寄りかかって琴線をくすぐる、プッチーニの魔性の魅力。これはお子様には分かりません。降伏。ついにプッチーニを全面的に認めてしまったぞ。こう悟った瞬間私はオバサンに進化しました。せめてシニョーラと呼んで欲しい。

3幕はしんしんと降る雪がまるで映画のように美しかったです。

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映画で感動したシーンですが、舞台でもこの情緒に涙が出ました。ゼッフィレッリの舞台の素晴らしさは、作曲者の意図しているであろう音楽の構成や表現の美しさを、誰にでも分かるように目の前に見せて、時代を超越した世界にいざなってくれるところです。

ミミが死ぬだけの4幕。

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これ……すっごい悲しい物語ですね…………何が悲しいって……キャラクターが死ぬとかそういうレベルではなくて…………全部貧乏が悪いんだーーーー! ああ悲しい。貧乏は悲しい。貧乏は悲劇。そういう話だったのか……。救い様ない。これデートで観る人気オペラらしいけど重~い気持ちにならないんかね。まあオペラにデートで行くようなカップルは金持ちなんだろうねきっと! って逆ギレ気味に思いましたが、よくよく考えると本場価格だと日本よりずっとエコノミーなんですよね。うらやましい……ムキィー!

この舞台、こういった機会で観ることができて大変良かったです。生の舞台では観れなかったけどお友達と一緒に観れたから楽しさ2倍だしね♪ オペラ初心者に超オススメの公演です! こういう古典の精神を現代に蘇らせてくれる正統派の大演出家はゼッフィレッリで最後になっちゃうんでしょうか……ああ悲しい世の中だ……みんな不景気が悪いんだーーーー!

次回は12月のキーンリーサイド主演の『テンペスト』観に行くぞー!
(テンペストの詳しい情報はコチラ。)
ルパージュの舞台初体験です。楽しみ〜♪

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