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フェニーチェ歌劇場日本公演2013オテロと代官山イータリー

ついに私のヴェルディ生誕200周年記念ラストのイベント。ミョン様のオテロです(チケット争奪戦の過去記事はこちら)。

場所は渋谷のBunkamuraオーチャードホール。ついでに一駅隣の代官山にある、気になっていたイータリーに行ってみました。

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ホームページで見た印象よりもこじんまりした感じです。品揃えはカルディとかとそれほど変わらないかな。イタリアのスーパーとかで売っている商品が買えるものと一方的に思い込んで行ったので勝手にがっかり。特に乾燥ポルチーニなんて容量も値段も日本の倍! イタリアでもっと買ってくればよかったなぁ。

隣接のバールでお食事。ホームページにはピザとかパスタとか書いてありましたがレストランが空いている時間でないと注文できないようです。残念。そこでパニニーニ、コーヒー、デザートを注文。

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この炭水化物っぽさ、この胃に残る甘さ、紛れも無くイタリアの味!

食後のジェラートは別腹です。

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これも懐かしいイタリアの味。ちなみにお値段1カップ2玉で500円。やっぱり値段は倍。でもおいしい!

オーチャードホール横のバールも十分おいしいので代官山に寄ることは無いかもしれませんが、イタリアの味が懐かしくなったら来てみてもいいかも。今度はイートインで食べてみたいです。ピザ食べたかった!

そして途中のファミマでジャガビーとジャスミン茶を購入。甘いものを食べた後手軽にしょっぱいものが手に入る、日本バンザイ!

私としたことが当日キャスト表を貰ってくるのを忘れてしまった! ということでキャストはホームページから抜粋です。

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「オテロ」(ヴェルディ作曲)
公演:2013年4月17日 Bunkamura オーチャードホール
指揮:チョン・ミョンフン
演出:フランチェスコ・ミケーリ
オテロ:グレゴリー・クンデ
デズデーモナ:リア・クロチェット
ヤーゴ:ルーチョ・ガッロ
カッシオ:フランチェスコ・マルシーリア
ロデリーゴ:アントネッロ・チェロン
エミーリア:エリザベッタ・マルトラーナ
ロドヴィーゴ:マッティア・デンティ
モンターノ:マッテオ・フェラーラ
フェニーチェ歌劇場管弦楽団・合唱団

ストーリー
ムーア人でありヴェネツィア将軍オテロの元で旗手をしているヤーゴは、オテロが女たらしのカッシオを副将にしたことを怨んでいる。そしてオテロの妻デズデーモナに想いを寄せる同僚のロデリーゴを唆し、宴の席でカッシオを酔わせ暴力事件を起こさせる。カッシオを罷免させることに成功したヤーゴはオテロに取り入り、デズデーモナはカッシオと不貞な関係であると吹き込む。

ヴェルディの最高傑作! そして忘れてはならないのはボーイトによる文学的な素晴らしい台本。音楽としても劇としてもこれ以上の古典オペラはありません。世界遺産認定よろしくおねがいします。

レビューは続きを読むをクリックしてください。

開演15分前くらいに劇場につきましたが、それでもたくさんの人が入場口に並んでいました。どうやら盛況のようです。お高いオペラの来日公演にこんなにも人が来るものなのね。さすがフェニーチェ歌劇場。コンビニの袋持って入れるかなと思いましたが、そんな心配はこの人混みでは無用でした。

中に入ると、ホールの出入り口からちらりと、宣伝で見た星座の幕の舞台が見えました。広告の写真よりもずっと迫力があり、かぁっこいいー! とテンション上昇。しかしここは平土間と呼ばれる富裕層の席です。2万円のチケットとはいえども下から3番目のクラス。一般人は階段を上へ上へと昇って行きます。

どこだどこだと一番上まで来て、ここのようだと3階席の入り口の座席表を確認。それによると後ろの後ろの隅の方………………まさかねと思い係員さんに確認をして案内してもらうと揺るぎない事実でした。にっ、にまんえんで、ココっすか。会場かなり大入りっぽいけど、他の人達みんな4万円くらいの席!? そもそもココより安い席はドコなんでしょうか。まぁいいか、舞台全体見えるし。そう思ったところでオペラグラスを忘れて来たことに気がつく。まぁいいか、、、音響は上の階の席がいい(らしい)し…………。

D席の眺め。なかなか悪く無い。

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開演時間になると字幕にヤーゴのセリフが表示されました。てっきり表示テストか何かだと思っていましたが、公式の写真↓を見て演出だと今気付きました。おそらく柄に混じって字が見えなかったのだと言い訳。

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そしてミョンフン登場。遠くからで豆粒ですが池上彰先生に似てました! ヴェルディの雷が嘶くような轟音で開幕! と思いきや、音が抜ける感じでアラっと思いました。本場スカラ座のホールであの渋い深みのある音を味わった後だと、オーチャードホールの響きが悪いのが良く分かります。よく通の方々が「このホールは音が悪い」とか言うアレか。スカラ座詣ですると違いが分かる大人になるんですね! おっほ、上級者の仲間入り? そしてCDの音みたいと思ったのですが、それはCDでミョンフンのオテロを聴き続けているので当たり前でありました。慣れ親しんだミョンフンの音!

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音響はさて置き最高のナンバー。フラッシュの稲妻がホールに光り、スピード感のある演出に引き込まれました。これはライブで観ないと面白くないな〜っ!

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轟く迫力ある合唱の序曲が終わると、序盤の見せ場『乾杯の歌』。現代演出でなぜかベッドの上で歌っているのですが、みんな同じ白い衣装で無秩序に並んでいるので、舞台から遠い、オペラグラスを忘れた3階隅の席からでは誰が誰やら分かりません。まぁいいや、私はミョン様の音を聴きに来たのよ。

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デズデーモナのリア・クロチェットさんは新人だそうですが、張りのある瑞々しい歌声で感動しました。オテロのグレゴリー・クンデさん、ベルカントの歌手と聞いていたので、どんなオテロだろうかと思っていましたが、よく響く金管のような声ですーばらしかった! 1幕の終わりの眠い2重唱はそれどころかとても美しくうっとりしました。オテロは美しさというよりも迫力だと思っていましたが、繊細なオテロもイイ!(*写真が同じ人かは不明)

続け様にヴェルディ屈指のアリア『ヤーゴのクレド』。ルーチョ・ガッロさん、今年よく来日されていて聞く名前だし、3階からじゃ分からないけどっ、ステキなので楽しみにしていました。でもやっぱり音が籠る感じ……。ソプラノやテノールは良く響くのにバリトンがちょっと劣る。コレはこのホールで前回観たイーゴリ公と同じ現象です。多分ココは低音泣かせのホールなのかもしれない。スカラ座詣でするとこういうのが語れるようになるんだぜっ!

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演出は現代演出(当たり外れが多い)と知っていたので期待しないで来ましたが、芸術的で素晴らしかったです! 群青色の舞台に浮かぶ星座が、時に魅惑的に輝き、怪しげに赤く染まり、ぐるぐる巡る。そして人で表現された荒波と随所に現れる船のモチーフ。 それらが夜と海を意識させ、オテロの運命を暗喩し、音楽と共に想像力を掻き立て楽しませてくれます。一見地味で控え目なので映像ではなく舞台でこそ映える演出です。

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特にヤーゴが『ヴェネツィアの獅子』オテロにサン・マルコの旗を掛けるシーンなんてそのセンスにシビレました! そういえばオテロってヴェネツィアの話だったんだねと思いました。オテロは前半でほとんど聞かせどころが終わり、後半は静かで眠い演目だと思っていましたが、どんどん感情移入していき、ラストはボロッボロ泣いてしまいました。ヴェルディの激情の音楽とボーイトの緻密な台本の精神が、実に巧みに表現された演出でした。この舞台をフェニーチェ歌劇場で演奏するということに大変意義があります。ブラーヴォ!!

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そして鼻水垂らしながらカーテンコールで拍手。D席はちょっとノリが悪い感じで、立ち上がるのはさっさか帰る人でした。立ち上がってブラヴォー!って叫んでみたい。あ、コレが出来たらホントの上級者ですね。

ホールの音が悪いとか色々文句言いましたが、やはり本物の舞台はスバラシイ! 演奏も歌手も演出も全てがパーフェクトで大満足です。こんな一流の舞台でオテロが観ることができて本当に幸せです。頑張ってチケット獲って良かった。リピーターしたいところですが、次(当日券)は5万円のクラスですね……新制度に当日リピーター半額割引とか設けてはいかがしょうか。それでも3万円か、無理だ。

私のヴェルディ200周年はこれで終わり。ゼッフィレッリの舞台、イタリア一人旅にスカラ座でゲルギエフのマクベス(いずれブログで書きます!)、そしてミョンフンのオテロ。この期間で夢全部叶えてしまいました。後の人生はオマケだわ。とここしばらく燃え尽き症候群なう。

ミケ美的3大ヴェルディ(ゲルギエフ、ミョンフン)の3人目、もはや生神様アバド大先生の演奏が聴ける日はやってくるのでしょうか。その日がやってくるまでに使い果たした貯金をまた溜めようかしら。どうやら私はこのヴェルディ祭りで生き甲斐を見つけてしまったようです。ヴェルディの音楽があれば生きて行けます。VIVA VERDI!

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