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システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡

現在上野の国立西洋美術館にて開催中のミケランジェロ展へ行って来ました。ミケランジェロ教の信者として歴史を記録するのは義務でありますのでいつも通り正直ざっくりレビューをします。

ファン以外は行く必要は無い展覧会かと。おもしろいと聞いてリーガルハイを見てみましたが、前作を見ていないのでマツケンの虚弱体質ギャグに笑ったくらいでよく分からん。という感じになるかと思います。

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『システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡』
会場:国立西洋美術館
2013年9月6日(金)~11月17日(日)
金曜日は20時まで開館&空いているので仕事帰りに狙い目!

↓長いのでレビューは続きを読むをクリックしてください。

* 以下各ホームページ様より画像を拝借しました。

公式ホームページ
福井県立美術館(福井会場)
インターネットミュージアム

まず入場するとロビーでミケランジェロの解説映像が流れています。ファンは今更見る必要は無い内容ですがもちろん座って通しで観ました。そして会場に入ると概要が掲示されています。ここも他の展覧会ではチラ見する程度ですが全文拝読。この展覧会はミケの家の凱旋プロモーション活動のようです。

入るとミケの肖像画があります。やたらゴージャスな額ですがこれは模写らしいです。描いてもらう前にちゃんと前髪切ってきたんだなと分かりそれなりに楽しめました。

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そしてミケの肖像のメダルなどミケにまつわる小物の展示など。これはミケの家の自動販売機で買えるメダルのデザイン元なのかしら。そしてミケの自筆の手紙のコーナー。字キレイだなと思いました。硬質なブロック体が几帳面に並んでいて、石に文字を彫る感じだと思うと納得できました。そして筆跡から素早く書いている様子感じられてせっかちな性格なのかなと思いました。天地創造のフレスコ画などはスピードと正確さが要求されるから噛み合ったのだろうと思いました。一般人には何の面白みも無い展示物ですがファンはこうやって妄想して楽しむのです。

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目玉展示物1つ目、レダの頭部の素描は感動しました。筆跡がミケの鑿の跡そのもので彫るように描かれていました。隣には現存しないレダと白鳥の模写が展示されており、それと照らし合わせて本物を想像できる親切な展示でした。

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システィーナ礼拝堂のためのスケッチ群はミケランジェロの肉筆を間近で見られて興奮しました。メモ程度のラフ画ばかりですが最後の審判の初期デザイン画は非常に興味深く楽しめました。

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誰かが書いた最後の審判の模写のエッチングは遠慮なく時短させてもらいました。しかしバッハみたいなカツラにフリフリリボンの服の人達が観光しているらしきシスティーナ礼拝堂のエッチング画はおもしろかったです。

大塚国際美術館からの展示品の天地創造の一部、デルフォイの巫女の実物大の陶板(コピー)が壁に立てかけて置いてあり、これがけっこうすごい。天井画は遥か高い位置にありますが、こうして同じ目線に置いてあると大きさが分かり、ミケランジェロの仕事の凄まじさがよく分かります。このわずか1パーツが生身の人間の4人分(それどころじゃない?)くらいあるのです。こういう展示をもっとやって欲しいです。喜んで行きます。ミケランジェロにまつわる作品があるローマとフィレンツェの地図と説明文もきっちり読みました。

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そして4kだかの高画質らしい機材を使用したシスティーナ礼拝堂の映像もきっちり観ました。休憩兼妄想タイムになりました。

建築などの設計図が展示されている部屋へ。ミケランジェロの作業は大理石のスケッチから始めているんだと驚きました。設計図は現地へ行ったことがあれば想像し易いのでおもしろいです。

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最後の部屋にメイン作品が並んでいます。まず階段の聖母。ミケの家で観た通りに15歳の作品でした。ミケランジェロって若い頃は『上手な人』程度なのだけれども、ピエタでいきなり『芸術家』になり、ダヴィデで『巨匠』になり、天地創造で『神』になるという、その一作一作を全力で自分の限界を越えて制作していたのだろうと思いました。あ、だから後半鬱になっちゃったのね。

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そして小品のキリストの架刑像。これはスゴイ。この炎のような鑿の跡! 幾何学的な形体! 晩年のミケランジェロの魂を感じます。こんな素晴らしい作品が日本に居ながら見ることができて感動しました。これを観れただけでも来て良かったです。

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そしてお目当てのクレオパトラの素描。ミケの家に行ってたときは巡回していたのか展示されていなくてがっかりしたのです。なんともミケらしくない美しいこの絵、クレオパトラ自体は有名ですが、

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なんとこの絵には裏面があり、そちらの方がむしろミケ全開でびっくりしました。ヴィットリア・コロンナ(ミケランジェロ伝のヒロイン)をモデルにしたとか聞いてますが、ヴィットリア自体はあまり美人ではなかったらしいので、こっちの裏面の方がヴィットリアに近いんじゃないかと思ってしまいました。ロックなシャウトをしている形相が物々しかったので、ミケランジェロ・コードだとか後付けしてそのうちやりすぎ都市伝説でオンエアされるのではないかと思いました。これは実物を見れてとても良かったです。ファン必見。

グッズはストイックに展示品の素描のデザインでした。なぜ今回ばかりは拝金主義に走らぬのか。お目当ての限定本(チェーザレの作者によるミケランジェロのマンガ)はダンシャリアンのテンションを下げるハードカバーでした。チェーザレ読んだことないしと購入を断念しました。でもちゃっかり冒頭だけ読めるサンプルをきっちり閲覧してきました。期待通り300%美化されたミケランジェロが2コマほど拝めたので良かったです。ハードカバーは場所を取るので薄さを4分の1にして値段を半分にして欲しいです。そういうことで手ぶらで帰ってきてしまいました。

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ミケランジェロでお腹が一杯、というかお腹が空いてしまったので常設展の企画ル・コルビュジエは見ずに帰ってきてしまいました。(300%美化された)遠距離恋愛のラガッツォを見送った後に他のオトコと浮気なんてしないのよ。展覧会を『個展』と呼び、観覧を『デート』と呼ぶキモオタで生きてて申し訳ありません。

ミケの家よりも見易くて良い展示でした。ミケの家はミケの家でファン必見(ファン以外は……略)ですのでフィレンツェのカーサ・ブオナローティにぜひおいでくださいませ。と宣伝をしておいてあげよう。そしてこの展覧会、若い女性が多いことに驚きました。一体全体皆さん方は普段どちらに潜んでらっしゃるのでしょうか。って自分も同じ穴のムジナでした。

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ジャンル : 学問・文化・芸術

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大満足な時間でしたね。

フローレンスからボンジョルノ 素敵な時間 いいですねぇ。大満足&ハッピーにp

FLORENTIA55様

関東からぼなせ〜らi-179
はい、ミケちゃまとのデートを楽しんできてしまいましたっ
そのうちイギリスかフランスに追っかけたいと思ってマスッi-203

デート!

ミケランジェロが好きな気持ちが文面にあふれていますねー!デートの内容を読んだ気持ちになりました。文字から人柄を想像する楽しみ方、私も今度そういう展示があったときは分析してみようかな♪
遅くなってしまったのですが、リンク貼らせていただきました。よろしくお願いします。

にちぇこ 様

愛はすべてデスぐふ。
もしやなんとか城博物館の書コーナーとか、歴女の方々は戦国武将の達筆を見てこういう感じで堪能されているのかもしれませんね。
リンクどうもです、ヨロシクっv-238
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